結露を追い出そう!~断熱材と仕上げ材のあいだの「通気層」がカギ~
私たちが結露を最も目にする季節は、やはり冬が多いのではないでしょうか。
外気が低く、それに反して室内は暖かい空気で充満している状態は
その温度差によって飽和点が下がり、水蒸気でいられなくなって水になるものが多いです。
その外気の室内の空気がせめぎあっている部分が
内壁と外壁の間ですと、これはちょっと注意が必要です。
土台や柱などの主要な構造部が湿気ると、腐食や劣化の恐れがあるからです。
対策として、断熱材を入れるケースがありますが
構造体の外側に設けるのは「外断熱」といいます。
内側に設けるのが「内断熱」です。
そして、冬に内断熱で結露する条件のときでも
外断熱では結露しない(※)という提唱が検証され
外断熱の大きなメリットとして、近年の建築物では外断熱構造が多くなってきているようです。
※・・外気温度0度、相対湿度40%、室内温度25℃、相対湿度50%において検証。
しかし、それは夏になるとその逆の現象が起きるケースもあり
外断熱でも内断熱でも、完全には結露は防げないとの意見もあるようです。
ここでおすすめしたい方法は、
壁と壁のあいだに空間(通気層)を設けて
じゅうぶんに通気させることです。
これは、自然現象に対して、自然を活用するわけですので
まさに「エコ」の観点からのアイデアです。
構造的には、内断熱よりも、外断熱のほうが外に向かって逃がしやすいといえます。
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2020.08.20